2014年冬に聞きたい歌モノEDM10選で色々と曲を紹介したのですが、2月だけでも大量に素敵なEDMを発見したので2014年2月のEDMオススメ10選をお届けしたいと思います。もっと好きな曲が増えると毎週紹介記事を書いたりするようになるのでしょうか?w
Thomas Newson "Don't Hold Us (feat. Angelika Vee)"
オランダ出身の童顔イケメンプロデューサー、Thomas Newsonによる超美メロトラック。これまではどっちかというとゴリゴリ系でキックが強めのテイストだったのですが、今回は美メロなトラックをつくってきました。ドロップ部分(iTunesの試聴には肝心のドロップが含まれず)の壮大でメロディアスかつちょっとキラキラした感じが中毒になります。madeon blog的にもThomas Newsonの人気は急上昇中です。今回リリースしたレーベルZoukはメロディアスな曲をよくリリースするようですね。
John Dish "Homme"
若手イケメンEDMアーティストの記事でも紹介したコロンビア出身のJohn Dishによる"Homme"。メロディが独特でテンポもよくGoodです。そして何度見てもぽっちゃりさんですw ちょっと、アジアン仏像に似てる気がしますww。このトラックをリリースしているFlamingo RecordsはFedde le Grandが共同設立者の一人なんですね、知りませんでした。
https://itunes.apple.com/jp/album/homme/id807607579?i=807607601&uo=4&at=11lcaa
Stadiumx & Taylr Renee - Howl At The Moon
Nicky Romero率いるProtocol Recordingsからリリースされたニュートラック。クールで疾走感ある感じですね。特に2:30くらいからがめちゃくちゃかっこよいです。Protocolはレーベルテイストが一貫してて素晴らしいです。満月をバックに狼が遠吠えしてるジャケットなのかな?2014年冬に聞きたい歌モノEDM10選で紹介したSick Indivisuals & Axwell "I Am"でも歌っていたTaylr Renee姐さんによるボーカルです。
https://itunes.apple.com/jp/album/howl-at-the-moon/id827651698?i=827651718&uo=4&at=11lcaa
Joey Dale "Shockwave"
若手イケメンEDMアーティストの記事で紹介した白いランニングが似合うさわやか青年DJ Joey Daleの作品。このトラックはイントロがすべてですね。フェスでこのイントロを大音量で聞けば、鳥肌が立ちそうです。Watcha Called Meという曲とセットで発売されております。
Zedd ft Matthew Koma "Find You (Tritonal Remix)"
映画「ダイバージェント」のサウンドトラックにも収録される事が決まったZeddのFind Youですが、Tritonalのリミックスが発表されていました。Tritonalは本当に素晴らしいですねぇ。2014年冬に聞きたい歌モノEDM10選で紹介したTritonal自身の楽曲"Colors"にも通じる、メロディアスかつ艶っぽい音がたまりません。夜中にヘッドフォンで聞きたい感じです。もちろんクラブでも!
https://itunes.apple.com/jp/album/find-you-remixes-feat.-matthew/id852927461?uo=4&at=11lcaa
Deorro ”Five Hours"
22歳、2人の子持ちDJ Deorroの"Five Hours"。AviciiのレーベルLE7ELSからの発売です。Deorroはこの曲の後にもR3habとコラボした"Flashlight"という曲をSpinninからリリースしていますね。DeorroはRevealedやDim Makからもリリースしてるし、主要EDMレーベル全部制覇してる気がしますw。
https://itunes.apple.com/jp/album/five-hours/id818785771?i=818785843&uo=4&at=11lcaa
nanobii "Rainbow Road"
よく紹介しているトラックとはBPMも違うし、どちらかというとエレクトロ?に近い気もするのですが、soundcloudで頻繁に聞いていたので紹介します。nanobiiの"Rainbow Road"、さわやかなイントロから始まりちょっとホワっとしつつも疾走感あふれるトラック。カナダのエレクトロ系レーベルMonstercatからのリリース。ちょっとドラムンベースっぽい香りもしつつ、メロディアスなエレクトロッて感じでしょうか。Twitterをチェックしている限り日本のアニメがだいすきなオタクのようです。そして英語がネイティブじゃない感じがします。東欧あたり出身なのかなぁ?今のところ正体不明です。
Louis The Child "Casse"
Twitter上で@_irene_kimura_さんに教えていただいたLouis The Child。madeon好きなら、かなり気にいるのではないでしょうか?アメリカはシカゴ出身の男子二人組で、最近まで(今も?)高校生だったようです。キラキラ感やリズム感が、madeon好きにはたまりないのではないかと!Louis The Childはリミックスも色々と作っているようです。要注目アーティストですね!!今度他の曲も紹介する記事を書こうと思います。
Syn Cole "Miami 82 (Janji Remix)"
"Miami 82"のリミックスコンテストに出ていた作品。フィンランドの21歳 Janjiによるリミックス。まだまだアマチュアっぽいのですが、メロディアスで素敵なトラックが多い(そしてまだ大半がフリーダウンロード)です。今度、別の記事でもjanjiだけを紹介してみたいと思います。Steernerといい、Janjiといいフィンランドも才能の宝庫ですね。
madeon "Cut The Kid"
2月は最終的にこの人が全部持っていってくださいましたね。フリーダウンロードだよ?とか言っときながら、なぞなぞを出題して、ファンを翻弄させつつも魅了するmadeon君、さすがでした。そして2年前に作ったトラックと言いながら、めちゃくちゃかっこいいわけで。本当に天才ですね。
ちなみにビジネス的な話をすると、よくあるEDMトラックのフリーダウンロード施策は、ファンのメールアドレス獲得とFacebookのlike数獲得を目的にしているので、気軽にできる(基本的にワンクリックだったり、メアド入力だけ)ことが重要だと思うのですが、そのセオリーを無視してヘタしたら10分以上かかるなぞなぞを設置するmadeon、ただものじゃないですね。普通はなぞなぞが解けないから離脱する人が増えて、コンバージョン率(この場合、メアド入力率)が下がってしまって、施策としてはよくないはずなんですけどね。それとも、我々が難易度が高いパズルに翻弄されるファンがソーシャルメディア上にあふれることを予想した上での、マーケティングなのでしょうか?とにかく、Cut The Kid!!!!!!