Porter Robinsonが発売予定のニューアルバム「Worlds」の収録曲を発表しました。タイトルは「Sea of Voices」、Twitterなどでちょこちょこ言われていましたが、今回ガラッとテイストを変えてきましたね。新曲を公開する直前に、Twitterで今回のアルバムの製作過程での葛藤や音楽作りへの姿勢を赤裸々に語っていました。
新曲、僕はすごく好きです。Toro y moi, Washed Out, Progressive Form系を彷彿とさせますね。
i'm going to organize and post some thoughts that have mostly been sitting in my drafts for the last few years
— 【=◈︿◈=】porter【=◈︿◈=】 (@porterrobinson) March 2, 2014
上記ツイートから始まる一連のツイートをざっくり日本語に翻訳してみました。原文は長くなるので載せていません。
ツイート翻訳
何年か前に美しさについてアルバムを作りたいと思ったんだ。
巨大さ、華やかさ、広大さ、美しさが何より好き。
とにかく、この世界で一番な好きなものなんだ。
アートとしても満足できて、かつDJセットでも使えるような曲をつくれるんじゃないかと模索し続けた。
でも実際のところ、そういう曲はいまいちなんだよね。(なので誰も聞いたことがない)
ダンサブルな曲をつくることは妥協になってしまうし、
その曲がほんとうに必要なものを無視してることになるんじゃないかって気づいた。
DJフレンドリーであるという制約を課せば課すほど、そのジャンルが不快に思えたんだ。
DJで使える曲と、僕が愛している曲の間の溝は無視できないほと大きくなっていたんだ。
たから、ポーターロビンソンという名前をやめて、別のアーティスト名でアルバムをつくろうかとも考えた。
でもポーターロビンソンという名前をやめなかった理由は「Language」だった。あの曲はDJの音楽と「World」の間にあるゲートのような曲なんだ。
今年ステージで何度も心配に見舞われた。詐欺みたいな気持ちだった。
「Worlds」の曲を書いてたときの大きな分岐点は、もうDJ用の曲を書く必要はないって気づいた時なんだ。
自分自身に、そして聞いてくれる人にとっても素直になることことは、有名になることやその他のことより重要なんだ。
過去のライブや曲を安いっぽいものにはしたくない。いまでも昔の曲はいいと思うしね。
ただそれは18歳の時の自分が一番気に入ってた音楽で、今僕は21歳で現在の自分が好きな曲を書いてる。
「ルーツを忘れるな」っていう言葉があるけど、もしルーツを忘れずにいたらまだダンスダンスレボリューションのユーロ・ダンスな曲を書いてると思う。だからそんなこと言われたくないね笑
新曲 ”Sea of Voices"
す、すでに再生13万回!!!!!!すごいですね。